研究・開発段階では各大学や外部研究機関と、製品設計段階では材料メーカーと協力して、お客様の期待を越える製品をご提案できるよう日々努力しています。
また、社内では材料開発から実車評価まで一貫したV字プロセスにて研究・開発活動を推進しています。
酸素吸蔵特性:結晶子内部の酸素サイトを使う
開発された触媒を生産に繋げるために、スラリーのチューニング、量産技術の開発、工程検討から設備化を行います。性能を更に引き出す工法開発や画期的なコスト低減を推進するために、生産技術メンバーと研究開発メンバーを集めた組織を編成しています。
性状安定化技術、スラリー分け取り技術、コートする幅を一定にする平坦化技術などの要素技術を備えた、品質とコストに優位なコーティング工法であるZECTを開発し、同一工法で世界展開しています。
さらに、排出ガス規制が強化される途上国向けに、高品質を維持しつつ、機動性を持ったコンパクト設備による取り組みを進めています。
目指す機動性イメージ
小型生産設備開発基本コンセプト需要地域へすぐに設備輸送し、生産を開始
お客様に信頼と安心をいただける製品をお届けするために、品質データに加えて「工程条件」のトレーサビリティーシステムを開発しました。製品IDを検索することで、構成する触媒材料のデータや貴金属使用量、製造時の装置条件などが確認できることで、一つひとつの製品が保証されています。
トレーサビリティーイメージ