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燃料電池自動車(FCV)って1回の水素(H₂)充填でどれくらい走れるの?

A:150km
B:350km
C:650km

キャラクター

C:650km
当社の電極触媒が採用された世界初の量産燃料電池自動車「MIRAI」(トヨタ自動車)は、一充填走行距離は約650km。
(参考値)しかも、一回あたり水素充填時間は3分程度。

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燃料電池自動車(FCV)とは

燃料電池自動車(FCV)

燃料電池とは、乾電池などの一次電池や、充電してくり返し使用する二次電池のように、蓄えられた電気を取り出す『電池』とは異なり、水素と酸素の電気化学反応により発生した電気を継続的に取り出すことができる『発電装置』のことをいいます。燃料電池は、水素を燃料として供給することで、酸素との電気化学反応により取り出される電気エネルギーを電力として利用します。つまり、燃料電池車とは、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池(=スタック)」を搭載し、モーターで走行するクルマです。ガソリンに代わる燃料である水素は、環境にやさしく、さまざまな原料からつくることができるエネルギーです。
燃料電池自動車(FCV)は、ガソリンを燃やして動力とするガソリン自動車と違い、水素と酸素の化学反応でつくった電気によりモーターを動かして走行する自動車です。特長は、ガソリン(化石燃料)を燃やさないため、走行時に地球温暖化の原因となるCO₂(二酸化炭素)を排出しない究極のエコカーであることです。加えて、エンジンが無いため、騒音もほとんどなく、生活環境にもやさしい車です。

燃料電池車のチカラの素“電極触媒”とは

電極触媒は、固体高分子型燃料電池の電極に使われます。水を電気で分解すると、水素と酸素が発生しますが、燃料電池はその逆で、水素と酸素を反応させ水と電気を作り出します。電極触媒は、燃料電池の水素と酸素の反応を助けるために使われています。

※電極とは、電流を通す時の、電気が流れ出る方(=陽極 / アノード)と流れ込む方(=陰極 / カソード)との両端につけた導体であり、
その対象物を働かせる、あるいは電気信号を測定するなどの目的で、電気的に接続する部分のことをいいます。
詳しくは、キャタラーHPをご覧ください

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